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Good Ol' Freda

 欧米線のフライトでは大抵往復8本の映画を観る。プラスα、Music video(これは欠かせない)や音楽を聴いたり、書き物したりと、10時間を超えるフライトでも目の疲れを取るために、目を閉じて短い仮眠的なことをすることもあるが、ほとんど起きてそのような感じで機内で過ごす。暗闇でひっそりと映像や音楽に身を委ねる。出来そうで出来ない、その貴重な時間を満喫する。
 ただ今回は深夜便、1時のフライトでしかも着いたら直ぐに仕事ときているから、そうはいかない。「睡眠をとらねば!」と強く思い、簡単に配られたサンドイッチを食べたらすぐに目を閉じた。でも結局はほとんど眠れなかった。そうとはいえ、いつもより眠ろうとしたこともあり、通常片道4本観る映画も、その半分の2本。
 そのうちの1本、一番最初に観た映画が"Good Ol' Freda”、邦題「愛しのフリーダ」だった。
ビートルズのファンクラブの運営を任されていた女の子の物語。秘書のように仕事をこなし、ビートルズのメンバーやファンの傍によりそいながら、仕事をこなし、大きくなっていくビートルズを誰より身近に感じ、見守り応援していた人物。普通の女の子に見えるけれど、映画を観進めるにしたがって、普通ではないと徐々に感じていく。ビートルズを守りながらも、ファンの気持ちを誰より汲み取り、その難しいポジションを見事に確立して、ひたむきに生きていくさまは、観ていても心地よく、青春時代を悔いなく生きる一人の女性の美しさを感じさせた。ビートルズのメンバーのそれぞれの個性が作品の中でもよく伺えて(特にJonhは?)、その色々な個性に見事にそれぞれ順応している彼女の姿というか自然な才能にも心打たれる。
 まるで過ぎ去ったことのように書いてしまったけれど、PaulもRingoもそして彼女も今をそのままに素晴らしい人生を生きている。そして、JohnだってGeorgeだってそうだった。
 日々の経験や思いやそんな小さなことや大切なことが後から宝物となる、そんなことも感じさせてくれる素敵な1本だった。Paulにまた、会いたいな。
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*BY KADOKAWA PICTURES .JP
# by Gate51 | 2014-02-11 15:29 | Movie/Radio/TV

Trip to somewhere

 色々あれど、色々思われど(?)、ともかく年明け1発目のtightな出張から戻ってきました。単身で行くと、仕事の内容や行動は本人にしか、もしくは現地で会う(しかも外国の人がメイン)数少ない人たちしか知らず、分からず・・・・だから評価や憶測はどうであれ、自分的にはとても充実した満足のいく内容になっていたので万事良いと思うようにしています。
 ただ、色々が難しい。得てきたもの全てをカタチにするのには状況も環境も整っていないから・・。そう思うと少々考え込んでしまうけれど、まぁ自分自身においても、様々な経験値として刻まれ糧になっていくのであるから、あまり神妙にならないようにしよう。

 EU周遊の航空券につき、トランジットがつきもの。今回もトランジット含めて、EU内で3便のLH便に搭乗した。結構な乗客がいるのですが、そのうち日本人が5人もいるかどうか・・・。そういうちょっと非日常的な環境に身を置いて、1時間か1時間半ほどの短いフライトを少し仕事のことから解放されて楽しみます。
地上の天気が曇りがちだったとしても、機体がどんどん高度を上げると、雲の上、パッと広がる真っ青な空、そして様々な場所と時間によって異なる雲海。 
特にフランクフルト・ミラノ間のフライトはスイス上空を通る。眼下にそびえたつ雪化粧の山々も広がり、ブルーとホワイトと、様々な天然3Dの大パノラマを窓外に観ることができる。日の出の時間には、眩しい太陽が光をこれでもかと放ち、直視すると目をやられてしまう。燃えるように強い日差し、窓を通してぽかぽかと熱を帯びてくる。LHは過去にちょっと色々と不満もあったけど、こんな短い飛行時間でもFree snackのサービスがあり、パンと飲み物を出してくれる。パン(チョコレートの入った菓子パンやサンドイッチなど)とジュースをいただいて、コーヒーを飲みながら、ずっと外の光景に目を奪われる。こんな贅沢な時間はないと思えるほど、いつもよりずっとコーヒーも美味しくて、空の上でしか見られない景色に釘付けとなる。
 今回3便は通路側の席が確保されていたのだけど、どれも空いているならと窓側に変更してもらった(もしくは自分で変更)。幸いにもいずれも少し窓側が空いていて、最後列の席になろうとも、窓側に変更した。
 うっとりするようなこの世界。旅の醍醐味。ミラノからバンコクへ入る際の夜のフライトでは外が天然プラネタリウム状態だった。私は寝つけずに何度も窓を開け、その無数の星々を何度も眺めたのだった。

 直近の予定ではこれほどの光景が臨めるエリアではないかもしれないけれど、またきっと別の出会いがあるに違いない。次の何処かへ、次のまた別の世界へ。

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☆遠くに飛行機雲。あの窓からも同じパノラマにきっと誰かが釘付けになっている。
# by Gate51 | 2014-02-09 12:25 | Travel

2014

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 穏やかで太陽いっぱいの年末年始、太陽好きなので幸先良い気がする。
よく人から「頑張り過ぎだ」「そんなに頑張り過ぎなくて良い」と言われることが多く、昨年なんかは、「そうなのかな?」なんて思って、リラックスを掲げ、体調不良を理由に過ごしていたら、心身ともにすっかりたるんで緩んでしまった。
 ストイックなタチなのだ。頑張るとかの次元じゃなくて、自分に多少負荷をかけて、目標などもちょっと掲げて、邁進する方が合っている。その方が自分が元気だ。それがあってのリラックス。昨年に続き、Guitar,English,Jymも良いけれど、それに加えて、復活したYoga。全くダメな状態になってしまっているが、ともかくめげずに通い続け、絞りたい。昨年一度しかできなかった公園Runも春になったら復活。ともかく、昨年の自堕落を元に戻さなければ。仕事もこういう時間を作れるように集中してやること。
新年早々やることが山積み。無理しすぎず、ちょっと無理する。

# by Gate51 | 2014-01-05 16:56 | Thinking

NEW

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☆2013 New release  Album  "NEW"  Paul McCartney

I've just met him in Tokyo.
The concert was so~~~~~nice! I had a GREAT time for 3 hours,37 titles,2 encore.
Yes, all right, I like John better than he, but now I love both them...
His heartful stage was so exciting,all of audience were very moved.
He never drink drop of water, and he always sang with playing guitar or piano.
Why is he so powerful? I guess that he always having young mind,and his mind was not changed. He always making his original music and sometimes he is playing wonderful Beatles numbers(the music were made by him and made by other members).
Maybe he is in love... And he is watching his health hisself.
I cannot believe he is 70's. I admire such a powerful 70's person.

I listened to "something" again yesterday. Yes "something" is Geoge's song.
Before he sing, he said "This song for George, George, you made a wonderful song"
I was so moved. Beatles is greatness now too.

(ざっと書こうと思うと、こんな稚拙な文章しか書けない。Paul、すんません!ホントに英語力無いのに劣るばかりだ…。マズイ。)
# by Gate51 | 2013-12-01 12:20 | Music

Paris 2013

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☆このような窓枠とベランダのフェンスを見るとあぁParisだなと思う。そして朝も夕もベランダに出てその空を眺める。

 日本人女性に相も変わらず人気の高い街Paris。カフェも街も雑貨も暮らしぶりも何もかも相変わらず人気衰えず。お客さまももちろん然り。そう思って、仕事で行き始めてからもParisを不定期の定点観測(おかしな日本語だが)している。
 かくいう自分は比較するのもおかしいけれど、断然NewYork派。ただ、Paris好きの人は非常に根強いし、パリらしいというものも実際かなり多い。NYはというと、やはりMixtureが魅力の場所なので、よくNYっぽいねとは言うが、それはParisほど明確なものではないのかもしれない。そのあたりはよく分からない。
 そんな感覚のParisであるけれど、今回の旅でなぜわざわざまたParisに寄って帰ってきたのか、その所以は…スカンジナビアの後に寄るパリの新しい感覚はあるのか(北欧とどう違うか、…て帰って来てみれば別にそんなことを試す必要はあったのかというわざわざ感だったのだが)、あと単純に買い物。スカンジナビアは高く、目星をつけているもの以外は買えないのでは?となると細々したものや服なんかはパリで買うか、って感じで行ったのだけど、ストックホルムでもリーズナブルでかわいいものは多かったし、洋服もそこそこの値段で良いモノが多くあった。
 ということで、果たしてわざわざパリに寄る必要があったのだろうか、と自問自答してしまうのだが・・。

 のんびりした気持ちで街をそぞろ歩いた北欧から、パリに着いて、一変。どうもピリピリした気持ちになって緊張する。いつもそういうピリピリ感を持っているからこそ、今のところこうしてパリ渡航を重ねられるのだと思う。混み合った場所、あるエリアなど、正直物騒だ。商売も上手い(皮肉を込めて)。
 今回は仕事で寄る店はSkip。大好きなポンピドゥ、その界隈のあてない散歩。ムール貝を食べるためにだけ立ち寄ったその通り。大好きなボン・マルシェ。ここに来ると本当に幸せな気分になる。ここで自分のBDプレゼントを買った。パリ通とも呼べない、パリLoveとも自称できない、でもこうして渡航を重ねているこの街Paris。NYのように隣に寄り添ってくれるような存在にはなれないと思うけれど、これからもよろしく。そして、いつまでもその何とも言えない空気をそのままに。
 美味しいバケットが焼ける匂い、カフェオレにフレッシュオレンジジュース、やけに高い洒落たサラダ。すべて含めてパリ。来年また会いましょう。その街角で。

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☆大好きなcroque-madame<クロック・マダム>。中のハムチーズ、そして目玉焼き。ホントに美味しいパリのホットサンドイッチです。が、この隣のドリンクが曲者。お店の超おススメのこのドリンクはフレッシュジュースのアソートに何と結構リキュールが入っている強めのカクテルであった!肝心なところを適当な英語(しかも途中でフランス語になった!)でまくしたて、揚句の果てに怪しい投げキッス!ヤバい店員にゴリ押しされてやってきたこの強いカクテル。「昼間からこんなのすきっ腹で飲めるか~!」この罠に引っかかっているのは何も私だけではなく、隣のテーブル欧米人4人組。私以上にカクテルを残していた。オマケに相当高いこのカクテル。しっかりと場所も覚えているこのぼったくりCafe。もちろんチップなし。オーダーの品は自分で選び、内容を確認する、今までなかったケースだけに良き教訓となりました。本当にいつも油断ならないのです。
# by Gate51 | 2013-11-24 17:10 | Travel